チューリップ・ライフ

~ゆとりのある生活を目指すゆとり世代OLのブログ~

【書評】今の生活に違和感を感じたら読んでほしい「次の時代を、先に生きる。」

こんばんは、ちえりです。

先日、かねてから交流のあるA1理論さん(すでに下諏訪旅行でお馴染みですね)が、Twitterでこんなにことをつぶやいてました。

 

 

ちょっと考えたら「いやいや、自分で買いなよ」って感じなのですが、買うときは内容を確認してから買いたかったので気に入ったら買おうと思いつつ「貸してください!」と連絡してました。

A1さんはわざわざ編集者の佐々木さんに許可をとってくれて、書評を書くことを条件に貸してくださりました。

 

 

もともとその条件がなくても書評を書くつもりでしたが、せっかくなのでちょっと気合いを入れて書評を書いてみたいと思います。

 

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この本を手に取ったきっかけ

(読みたいとお願いした当時)仕事で悩んでおり、今の生活を「これでいいのかな?」と毎日のように考えていました。そんなときTwitterでこの本の感想を見かけて今のわたしにヒントをくれそうな本だと興味を持ちました。

 

この本を書いた人

『 減速して自由に生きる ダウンシフターズ 』の著者でもあり、池袋のオーガニックバー「たまにはTSUKIでも眺めましょ」を経営されている髙坂勝(こうさか まさる)氏。

名前こそ存じ上げませんでした(というか認識していなかっただけ?)が、ダウンシフターズやたまTSUKIなど、以前からなにかとツイッターで見かける話題の方でした。今回、満を辞してようやく本を手に取ることができました。

 
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背伸びせずに「等身大の幸せ」を感じられる生き方を教えてくれる本

この本では「成長=いいこと」という考えは間違ってるのではないかと投げかけています。都会で現代的に生きると、どうしても「もっと成長しろ」という圧力があるように感じますが、そこから抜け出して「成長しない」という選択を提示してくれるこの本は、上を目指す生活に疲れた人に読んで欲しい1冊です。

 

具体的には、半農半Xの取り組みから、働いて経済的に成長することを目指さず、むしろできるだけ働かない(ナリワイとして稼ぐ)ようにしていく方法を説いています。

その分自分自身で農作物を作るなどして、自給自足に近づくことで無理に働く必要がなくなり、精神的な安定も得られると髙坂さんは話しています。

 

下記、印象に残った部分を書き出してみます。

※引用部分において一部表記に誤りがある場合があります。意図があって変えているわけではございません。

 

生きること=消費ではない

ちょうど1年前は、残業で忙しい毎日で食事を作る時間もとれず、外食してばかりいました。もらった残業代は外食代へとなり、偏った食生活で病院にもお世話になりました。わたしは一体なんのために働いているんだろうと悩んでいました。経済はまわしているかもしれないけど、わたしはすり減る一方でなにも得られないと毎日悲しい気持ちでいっぱいでした。

生きることは消費ではない、この本を読んで改めて思い出させられました。

 

違うものには違うと言う、それが自由

わたしは今の仕事にそこまで執着していません。近い将来転職を考えていますし、まだ若いですからきっと他の職も見つかると思います。だからこそ、文句も主張も恐れず言えます。でも、年齢を重ねてしがらみが多くなってくるとそうではなくなる場合も多いようです。わたしはそうなりたくない。自分の意見を言えなくても仕事にしがみつかなきゃいけない生き方はしたくないと思いました。

NOといえないからストレスがたまるんですよね。給料と雇用が人質にとられて、自分らしく生きられなくなって消耗しないようにしたい。

 

英語ができないからこそ、英語ができるひとに仕事を与えてる

苦手なものを克服しなくてはいけないと思い込んでいました。わたしは得意なこともあるけど、苦手なことは本当に苦手。特に気にしていたのは字が汚いこと。でも、わたしの字が汚いおかげで、書道を得意とする同期が輝けたこともあったし、得意な人が得意なことをやっていけば世界は回るんじゃないかな。本当にそう思う。むりに苦手なことはしなくていい。

 

「もっと」からの解放

もっと、には限りがない。金銭面であったり、希少性であったり、上を見れば天井はなくてどこかで自分に折り合いをつけなきゃいけない。

これを聞いて森鴎外の高瀬舟を思い出しました。足るを知るのは意外と難しいものです。

  

稼がない自由

 高収入なら高収入のほうがいいように思ってきたけれど、収入が多くても、そのお金を使いこなす時間と心の余裕がなかったらそのお金で自分での人生は豊かにできないんじゃないかと思います。それなら、必要な分だけ稼いで、残った時間で自分が望むように過ごせるほうが豊かになきがします。それが稼がない自由。稼がなくていいから、しがらみもない。

 

この本を読んでみて

よい食がよい人生をつくると感じさせられ、食生活に今まで以上に関心を持つようになりました。まずは本に書いてあったように、調味料を厳選しようかなと思います。(醤油、みそ、塩、みりん、酢)
砂糖をよく使っていましたが、今後ははちみつなどで代用していこうと思います。精白糖は今のを使い切ったら買わないことにします。

 

そして、できるだけ手作りのものを口にしたいと思います。実際、職場を変えてお弁当のおかずに手作りのものが増えるたびに、体の調子がどんどんよくなっていくのを感じます。同居人も知らぬ間に痩せていたようです。

 

 

出来合いのものを買って食べるより、手作りの料理を作って食べて感じるのは、満足感があることです。作る過程で自分を大切にできていると実感できるし、料理自体も気分転換になるのでできる限り料理は生活の中の優先度を高くもっていたいです。そういう生活ができないのはわたしにとってストレスだと思いました。今では既製品を使っている梅干しですが、来年からはそれも自作してみたいなと思っています。完全に食べ物をオーガニックにすることは難しいでしょうけれども、できる範囲で取り組みたいと思いました。

 

こんな本もおすすめ

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 

この本の編集者でもある佐々木さんの著書です。とくにモノに特化していますが、暮らしを小さく自分の手の届くものにしていくと、生きやすくなることを教えてくれる本です。

 

おすすめしたい人

仕事やなにかを頑張ってきて、もう頑張れないかもと立ち止まっている人
頑張るのをやめて幸せになりたい(幸せに気がつきたい)人

今の生活に違和感を感じている人

 

感想

ミニマムに欲張らない暮らしは、不安もミニマムで済むということを改めて感じました。それは失う可能性が少ないからかな、と一瞬考えたのですが、そうではないと思います。失い切っているからこれ以上失わないのではなく、すでに「持っている」から失わないのではないかなと、わたしは感じています。

背伸びしている生活がはどこか綻びがあって、いつか崩れてしまうんじゃないかと不安があるような気がしています。背伸びにも、自分を高めてくれるいい背伸びと、だれかの視線を意識したよくない背伸びがあると思います。

いい背伸びも、ずっとし続けていたら疲れてしまうと思うので、わたしはできる限り、等身大のありのままのわたしで生きて生きたいなと思いました。

 

 同じように悩んでる人が、この本を手にとって、なにかのヒントを手に入れられますように。

 

 

ちえり